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シール印刷と精密打抜き加工の高度な融合

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〒181-0004 東京都三鷹市新川6丁目31番12号

ECO技 

「そもそも LED って?」



運輸2024年問題ってあったよね
2024年に終わった問題ではなく、輸送力の低下コスト増
ドライバーの人手不足は続いているよね
労働時間規制強化による影響は
今後も継続・拡大傾向にあるのだ!
材料メーカーも小ロットを制限したり
注文締め切り時間の制限をしたりと引き続き厳しくなるね
ウチでも、毎日材料を配達してもらっていたのを
週2~3日に集約したり、抜き型も毎週火曜日と木曜日のみ限定して注文したりしているよね
シアン家にも2026年問題があるのだ
来年は、子供の高校入試と中学入試が重なって大変なのだ!
シアン家の問題がここで出るとは…






あらゆる業界や社会でも○○問題はありますが
「2027年蛍光灯問題」という言葉はご存じですか?

2027年12月末、日本国内では
「水銀を含む蛍光灯」(直管・コンパクト型など)の
製造・輸出入が原則禁止
となります。

これは、水銀を含む照明器具を世界的に廃止していく
「水俣条約」に基づいた規制であり
今後、あらゆる業種で照明の見直しが求められていきます。

私たちシール印刷業界においても
正確な色の再現性作業環境の安全性を確保しながら
持続可能な運営を目指すことがますます重要となっています。

三協シール印刷株式会社では、この規制に先立ち、
すべての照明環境の LED化 を完了
さらに「環境負荷の低減と生産性の両立」をテーマに
さまざまな取り組みを進めています。




会社がLED化を進めていたのを横目で見て
自宅はどうしようとかと心配になってきた!
あの~、今さらながらLEDってもう当たり前のように
使ってるけれど「そもそもLEDって何?」
「Light Emitting Diode
(ライト・エミッティング・ダイオード)」の略で
日本語で言うと「発光ダイオード」
ざっくり言うと…電気を流すと光る半導体部品なのだ!





【LED発光の仕組み】





LEDは、P型半導体N型半導体
くっつけた仕組みになっているのね
電流は+から-に流れ、電子は-からプラスに流れるんだね
逆向きというのがちょっとややこしいのだが、
お互いが持っていたエネルギーが接合部で出会う
余分なエネルギーが光として放出
されるのだ!
つまり、+と-の電気がくっつくことによって発光するのね
電気エネルギーを直接光に変換するから
白熱電球や従来型の蛍光灯より効率が良いということなのね







【白熱電球と蛍光灯の光る仕組み】


 白熱電球の光る仕組み
 フィラメントと呼ばれる細い金属線をすることによって、 を発生させる

 蛍光灯の光る仕組み
 蛍光管の両端にフィラメントがあり、
 これをすると電子が放出され、水銀ガスにぶつかると紫外線を発生させる
 さらにガラス管の内側に塗られている蛍光材に当たることで、 が発生する





ふ~ん 蛍光灯はちょっと複雑だね
いずれにしろ、白熱電球蛍光灯
電気を一旦に変えてからを発生させる仕組みなのだ!
LEDは、流れる電気そのものを直接光に変換するから
効率がいい
ということなのね
「消費電力が少ない」「熱くならない」
「寿命が長い」
と言われる理由なのね







【印刷現場・検査室・事務所…すべての照明をLEDへ】





2027年問題を見据えて、
三協シール印刷株式会社では、早期から照明のLED化に着手しました。

対象は、印刷室・検査室・事務所・応接室(印刷立会用)に至るまで
全館に及びます。

LED化の際には照度分布色温度の最適化を目的に
照明シミュレーションを実施しました。

その結果、灯具を40% 削減しながら
より均一で視認性の高い照明環境を実現しました。

LED照明は発熱量も少なく、特に夏場の空調負荷を軽減し、
空調電力の削減にも寄与しています。





ひと昔前だと、LEDだと色が変わるのでは?
なんて言われていたよね
印刷の色確認は、自然光に近い
高演色の蛍光灯が求められていたのだ!
今では、演色性・色温度など、正しく選択することで
LEDならむしろ安定して再現性が高いのね







5年ぐらい前だけれど、一部の印刷現場が
まだ蛍光灯だった時に色が違うというのがあったよね
蛍光灯の下では違いに気づかず、お客様側の照明が
LEDだったため、色ズレに気づかれたケースだね
返却されて、LED照明下では違いがハッキリと分かったよね






LEDと蛍光灯では光の「安定性」に大きな違いがあります。


特に従来型蛍光灯は の波長が不安定になりやすく、

 っぽい色“くすんで”見える
 → 実際よりみが足りない」と判断してしまう
 → 補正でを盛りすぎる
 → LED照明下ではがちゃんと出るため、
  結果 "オレンジ""赤すぎ" に見えてしまう

という現象が起きるのです。





古い安定器になると明るさが不安定になりやすいし
ちらつきも起こるよね
特に低温環境下では蛍光灯は明るくなりにくく
こんな問題も起こりやすいのだ!
LED化は、安定した品質管理にも貢献しているということね






2027年蛍光灯問題
単なる「照明交換」だけにとどまらず、
業務の在り方そのものを見直すチャンスとも言えます。

三協シール印刷株式会社では
印刷機のUV乾燥装置LED へ移行しています。





おっ、次回のテーマが決まったね
ネタ集めよろしくね









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